アイドル彼氏
「バカッ//言われなくたって立てるよ!」
とか、言いつつも
ちゃんと裕也君の手を握っていた自分がいた。
「よいっしょっと。。たく、素直じゃないねぇ?」
あたしが裕也君に引っ張られる形であたしは、立ち上がった。
「あ。ズボンが砂だらけ。。」
ズボンの後ろを見てみると砂だらけ。。
あたしは、両手で砂をはらった。
パンパンッ
「ださ。」
「…………なんか言った?」
はらい終わって裕也君に顔を向ける。
「あ。いや、別に?」
明らかになんか言った裕也君を睨みつける。
「…もういい!!」
「えっ?」
あたしは、裕也君を置いて歩き出した。
「ちょっと千和ちゃん!?」