アイドル彼氏




「ちょっと千和!?」


「……っ何すんのよ!!」

真理恵さんは、ビンタされた頬をおさえながら千和を睨みつける。


「何すんのよじゃないよ…アンタなんか此処に来る必要ない!!」


千和の叫び声は、周りを静かにさせた。。


「は?意味分かんない人にそんなこと言われる筋合いないわ。」


こんな空気の中でいつも通りなんでこの人は、冷静なの??


「おかしいんじゃない?アンタさえいなかったら陸君と静香は別れなくてすんだのに!!」


また周りがざわついた…


みんな陸と彼女別れたと言っていた…


今そんなこと言われても何も思わない…


「…千和もういいよ?」


小さく千和に呟いた。


「…真理恵さん。今がチャンスですね?陸を自分のモノに出来ますよ??」




< 199 / 211 >

この作品をシェア

pagetop