アイドル彼氏
そして、あっという間に楽しい3時間は過ぎっていってしまった。
「楽しかったね?」
千和がまだニヤけてるあたしの顔を覗き込みながら言った。
「うん。楽しかったね。」
「あ。陸君のところに行かないの?」
「あ!そうだった。。行かないと!!んじゃ、先帰ってて!」
あたしは、千和に別れを告げて陸のいる楽屋へ向かった。
―コンコンッ
「はーい?」
「静香です。」
白い扉にそう言ったら直ぐに扉が開いて中から現れた愛しい人…
「来ちゃった。」
「……///その笑顔反則じゃん??」
えっ…?
「なっ…なん…っ!!」
なんで?
って聞こうとしたのに
陸の唇のせいで言えなかった。