アイドル彼氏
携帯電話
「お疲れ様でーす!」
やっと取材や撮影が終わった。
今は、夜の9時。
俺はまだ打ち合わせが残っている。
俺以外の二人は、さっさと帰って行った。
感じ悪いよな?
まぁいいや。
さっさと終らせてもらお〜〜
「陸君…ごめんなさい。」
慌てて俺に駆け寄る田代さん。。
「いいや。全然待ってないです。。行きましょ!」
俺らは横並んで会議室に急いだ。
ガチャ
「失礼します。」
俺より先に田代さんが入りお辞儀をして俺を部屋の中に入れた。
「あ。初めまして!澤渡陸と申します!よろしくお願いします!!」
俺もぺこっとお辞儀をすると自分の名前が置いてある場所のテーブルの椅子に座った。
隣には共演者の人達がズラッと並んでいた。
ほとんどの人達が有名な人だった。
こんなんが主役でいいのかと一人考えさせられた。