アイドル彼氏
あたしと目を合わせる陸…けどすぐに反らされた。
「ごめん…最初のメールは見たんだ。送ろうとしたんだけど…忘れちゃって。。」
「そっか。。しょうがないよね…仕事忙しかったんでしょ?」
いつもその言い訳。。
信用出来ない。。
「んなぁ…部屋入れて?」
寒いんだわ…とかなんとか言いながら陸は言った。
「やだ。」
「は??な、なんで??」
とぼけた顔であたしを見下ろす…
「やなものはやなの!!帰って!!」
もうやだよ……
なんか泣きたくなってきた……
「おい!」
「ごめん…一人になりたいの…。それに…陸だって疲れてるはずでしょ?」
あたしはそう言ってドアを閉めた。
もうやだ…