アイドル彼氏
「澤渡君!!」
俺達は、再び楽屋に戻ろうとすると高い声が聞こえた。
俺は、その言葉に振り返った。
「真理恵さん??」
俺の目の前に駆け足で現れた真理恵さん。
「すみません…呼び止めてしまって……。」
「いいですよ。謝らないで下さい。。」
俺は二人に先に入れと合図をして二人が楽屋に入ったのを確認して彼女に目線を変えた。
「歌番組ですか??」
上目遣いで質問された。
俺は、彼女から目を反らした。。
「そうです。。今リハが終わったところです…」
「そうなんですか…。。大変ですね。。」
………………。。
何しに来たんだ??
俺は、一人で首を傾げてると彼女は笑って
「やっぱ忙しいですよね。人気モノですもんね…それじゃ彼女さんとかいたりするんじゃないんですか?」