アイドル彼氏
「マジで!?やったぁ!!絶対早く終らせるから!!」
《えっ?本当?!》
「うん!!んじゃこれから仕事だから切るな?」
そう言って俺は電話を切った。
「…顔ニヤけてるよ?」
冷静に言う啓。
俺は、嬉しすぎて啓に抱きついた。。
「うぉぅっ!!」
「今日静香が会ってくれるんだって!!ちょー嬉しい♪」
啓にしがみつく俺を雅紀は、
「良かったじゃん。。」
苦笑いしながら俺の頭に優しく触れた。
「でしょ!??良かったんだよ!!啓もそう思うでしょ?」
ガシッと俺は、啓の肩を掴んだ。
「あはは……俺も思う……」
「…?暗くない??」
俺が首を傾げていると啓は深くため息をついて言った。。
「お前煩い。。てか、浮かれすぎじゃない?たかが、デートぐらいで。。」
は??