アイドル彼氏
「浮かれちゃいけないわけ??」
「いけないだろ?今の陸は、ri‐kuなんだぞ??俺も嬉しい気持ち…分かるけど、今は浮かれてる時間はないんだ。。」
「は?別にいいじゃん…まだ仕事じゃないんだから。」
「そうだよ。啓…急にどうしたんだよ?」
雅紀の声と同時に立ち上がる啓。
啓は、俺の横を無言で通りすぎた。。
「お前…静香ちゃんの気持ち…本当に分かってんのか??」
「分かってるよ?」
「…そ。ならいいや。。」
そう言って楽屋を出て行った。。
「意味分かんねぇよアイツ。」
「うん…。啓どうしたんだろ??」
この時からか?
俺達が…
このグループが…
壊れ始めたのは………
啓……
何が言いたいんだ?