アイドル彼氏




“ねぇ… 聴こえていますか?ボクの唄声…
聴こえてるはずないよね?
切なく 口ずさむ…
キミに贈るよ… この声

愛してるよと テレながら
キミの頬に そっと触れた…

笑いあえたあの日を…
ボクは忘れない…

愛してるから…”




踊りながら会場を見渡す…

俺は、ある一人の女の人に目がとまった。


そう…






そこには…


静香ちゃんがいたからだった。。


俺は、横目で陸を見ると…どうやら陸は気づいてないらしい…


俺は、また静香ちゃんに目線を変えるとふと


思った。。




陸には叶わないのかな?





と。。


ごめん…陸…


俺……









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