アイドル彼氏
「お腹減ったの?」
ガクッ
そっちかよ!!!!
「…えっ?別に減ってないけど?」
「あっそう。…でもねぇ…??」
裕也は、あたしの目をじっと見つめてちょっといつもよりもトーンを下げて言った。。
「気をつけた方が良いよ??ファンの子とかに…バレたら…お前…何されるか分かんないんだから。。」
……そっか。。
やっぱ。。あたし達の距離って……
大きな壁が二人を離してるんだね??
やっぱ…ダメなのかな?
「…ねぇ…裕也…」
「ん??」
「あたしって弱いかな?」
「えっ??」
「だって…例えば、あたしと陸の関係がファンの子達全員とかに知れ渡ったら…あたし…陸と別れると思うの…」
立ち直れなくなるかな?
毎日泣いちゃうかな?
あたしに陸の彼女はつとまんないって…
思われちゃうかな??