アイドル彼氏
―――
「夢だよ。それ…」
「うん。夢だってさっきから言ってんじゃん。。」
何故か田代さんの隣にいる雅紀と啓に、今朝見た静香の夢をなんとなく話してみた。。
「えっ?そうだっけ??」
「あ〜ダメだ…雅紀と話しが噛み合わないよ。。」
俺は、雅紀の携帯でゲームをしている啓に目線を変えた。
「啓は、分かってくれるよな??」
「何が??」
そっけない顔、そっけない言葉…
啓は、俺の目も見ずに俺に言葉を返した。
「…なんか嫌な予感がすんだよ。。真理恵さんの絡みで。。」
「……真理恵……さん…?あ。そう言えば昨日、お前が帰った後に俺真理恵さんに呼び出されたよ。。」
はぃ????