アイドル彼氏
「何だよそれ〜〜!!どういうことだよ!??」
「うっさい!!ちゃん言うから落ち着けよ。。」
………む。
「…わかったよ。んで?なんて言われたの??」
俺も啓達が座っている茶色いベンチに腰かけた。
「協力して欲しいって言われた。。…お前と静香ちゃんを別れさせるためだってよ。。」
は????
「それでお前は??断ったの??」
「当たり前だろ?そんな面倒なことすっかよ。」
啓は、プイッとそっぽを向いてそう言った。
その奥で雅紀は、何だか落ち着かない様子に曇った表情。。
「雅紀??どうした?」
首を傾げて雅紀に尋ねて見ると、雅紀は慌てて
「いや!なんでもない!!」
と、左右に首を振った。
ん??なんなんだ??