アイドル彼氏
「意味分かんない!!なんで知ってるの!??」
「ちゃんと説明するってぇ〜」
―回想―
「千和〜!あたし先帰るわ!!」
この日は、あたしが初めて陸会った日。
会う前に千和に別れをつげてあたしは、近くのカフェに行った。
その後、千和が言うには…
たまたま裕也に会ったらしく…
内容は知らないけど、あたしのことについて語ってたんだって。。
―回想?終了―
「あたしのことってなんのことよ?」
「さぁ?」
裕也は、平然とした顔であたしを見る。
「ムカつく。。てか、なんで来たのよ?」
あたしは、裕也を睨みながら尋ねた。
「ん〜話しに来たんだけど…千和ちゃんがいるからいいや☆」
は??
「何それ……」
「あたしがいなきゃいいのかな?」
千和は、今にも泣きそうな目で言った。
……ん?
いつもの千和だったら…
「ええ??あたしに言えない話し!??」
とか、
「二人の秘密な話し??」
とか…絡んでくるのに…