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博樹はすやすやと気持ちよさそうに寝ている。

私は博樹の顔を眺めた。

小さい時よりかなり大人っぽくなった。

私は博樹の髪に触れた。

柔らかい、少し癖っ毛の髪。

まだ乾いていないのか、少し濡れている。

シャンプーの甘い匂いがする。

「…何してんの?」

博樹がパッチリ目を開けていた。

「お、起きてたの⁈」

私は後ろにのけぞった。

博樹が不機嫌そうに起き上がった。

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