夏色物語


 何考えてんの、自分!


こんな変態に
ときめいてる私って…


まじありえないんですけどっっ!!



「つーかお前
寝起き直後の反応良すぎ。
見てておもろいんだけど」

 ソイツはくっくと
笑いながら私を見た。


…何、私…


コイツになめられてる…?



「ふざけないでよっ!
いい加減にしないと
ほんとにケーサツ…」
「つーかさあ」

 呼ぶわよと
いおうとしたところを
ソイツに遮られる。

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