あなたと私、そしてきみと
今日は高校の入学式。
近所に住む、いつも優しくしてくれたお兄ちゃん的な存在であり、私の初恋の大知君が先生をしている南高校の入学式だ。
南高校は県内でもそんなに校則が厳しいわけじゃないから先輩の中にも髪色を明るくしたり、パーマをかけて登校してる人もいる。
だから私も大知君に少しでも可愛くなった、大人になったと思って欲しくて、今日のために伸ばした髪を焦げ茶程の色に染め、ゆるふわに巻き、少しメイクをして家を出る。
桜がひらひら風になびかれ今日の入学を祝われているかのような気持ちで最寄り駅に向かう。
近所に住む、いつも優しくしてくれたお兄ちゃん的な存在であり、私の初恋の大知君が先生をしている南高校の入学式だ。
南高校は県内でもそんなに校則が厳しいわけじゃないから先輩の中にも髪色を明るくしたり、パーマをかけて登校してる人もいる。
だから私も大知君に少しでも可愛くなった、大人になったと思って欲しくて、今日のために伸ばした髪を焦げ茶程の色に染め、ゆるふわに巻き、少しメイクをして家を出る。
桜がひらひら風になびかれ今日の入学を祝われているかのような気持ちで最寄り駅に向かう。
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