あなたと私、そしてきみと
香奈「あ!大知君!」

裏門に背を向けて少しキョロキョロしながら私を探しているであろう大知君に声をかける

大知「お!今日の主役のご登場だ!
おはよう!入学おめでとう(◜ᴗ◝ )」

少し茶化されつつも入学おめでとうと笑顔で伝えてくれるスーツを着た大知君に少し照れつつも

香奈「ありがとう大知君!」

大知「あれ?髪染めた?大人っぽくなって可愛くなったね」

これは…大知君にそう思ってもらいたくて染めたんだよ、そんな言葉を飲み込みつつ、気づいてくれた事に嬉しくなり体温が上がる。


香奈「ありがとう///」

大知「まあ学校で分からないこととか困ったことがあればこの大知先生に何でも言いなさい!
先生が教えてあげるからね」

そう言って、もうチャイムが鳴るから教室に向かいなさい
と背中を押され教室へ向かう。
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