妹が私の彼氏候補を連れてきました

そっと手を伸ばし音羽の頬に手を添える未来屋。



「数え切れないほど、音羽のことが好き」




「っ……」




熱の篭った瞳。



本当に私を好きなんだと、伝わってくる。





「音羽は俺のどこが好き?」




「心が傷ついた時に傍に居てくれると安心する。励ましてくれる言葉がいつも私の心を包んでくれる」



未来屋の手にそっと自分の手を重ねる音羽。




「私よりも大きなやさしい手も、私のことを見つめてくれる瞳も、叶くんが私の名前を呼ぶ声もどれも好……んっ……!」




話してる途中でキスをされる。




「……ごめん、我慢できなかった」

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