妹が私の彼氏候補を連れてきました
突き放すようで冷たく感じるけど、はっきりと断る彼に(仮)彼女としてはなんだが嬉しく感じる。



そのまま教室へと入っていった未来屋くん。



チャイムが鳴ってしまい誘うことは出来ず、私はそのまま自分の教室へと帰って行った。





〇学校・教室


「…………」


窓の外を見ながらボッーとする音羽。



「おーとはっ!」



ポンッと肩を叩かれ現実世界へと戻される。



「なんか……さっきどこかへ出かけてからボッーとしてない?何かあった?」



「そっ、そうかな?別に何も無いよ?」



「ほんと?」



「うっ、うん」




あっぶない……本当は未来屋くんのさっきの言葉を思い出してました。なんて言えない。

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