妹が私の彼氏候補を連れてきました
あの大輝が怯んでいる。末来屋くんすごい……。




「せっかくの楽しい思い出が、お前のカスみたいな言葉のせいで台無しになるところなんだけど」




「はぁ!?カスみたいな言葉なんて言ってねぇだろうが」



無自覚であんな言葉を言えるなんて、信じられない。



「自覚が無いんだったら、もう手遅れかもね」



「お前さっきから何様のつもりだ?たかが音羽の友達の分際で」



「彼氏様のつもりだけど?彼女が他の男に泣かされてんだから守るのは当たり前だろ」



キュン――
< 50 / 142 >

この作品をシェア

pagetop