妹が私の彼氏候補を連れてきました
それでも、私たちなりに楽しくやっている。
ピコン――
携帯にメールが入る。
【すみません。今日も忙しくて、一緒に帰れそうにないです。】
叶くんからのメール。
「はぁ……」
「なに、なに?また末来屋くんから?」
「そう。今日も一緒に帰れないって」
「まぁ仕方ないよね。今、どのクラスも忙しい時期だもんね」
「うん……」
お互い忙しくて、叶くんと会えるのは昼休みの時だけ。もう一週間ぐらい、一緒に帰っていない。
夏休み以来、叶くんと会えない時間が多いほど恋しく感じている。
……って、これじゃあまるで私が叶くんを好きみたいじゃん!ありえない、ありえない!私みたいな女が好きになるなんて、おこがましいにも程がある!
頭を抱えて考え事をしていた音羽を怪訝な顔で眺めていた凛であった。
〇学校・中庭
◇昼休み
「はぁ……足りなすぎる」
お昼ご飯を食べ終わり、午後の授業までまったり過ごす2人。
ピコン――
携帯にメールが入る。
【すみません。今日も忙しくて、一緒に帰れそうにないです。】
叶くんからのメール。
「はぁ……」
「なに、なに?また末来屋くんから?」
「そう。今日も一緒に帰れないって」
「まぁ仕方ないよね。今、どのクラスも忙しい時期だもんね」
「うん……」
お互い忙しくて、叶くんと会えるのは昼休みの時だけ。もう一週間ぐらい、一緒に帰っていない。
夏休み以来、叶くんと会えない時間が多いほど恋しく感じている。
……って、これじゃあまるで私が叶くんを好きみたいじゃん!ありえない、ありえない!私みたいな女が好きになるなんて、おこがましいにも程がある!
頭を抱えて考え事をしていた音羽を怪訝な顔で眺めていた凛であった。
〇学校・中庭
◇昼休み
「はぁ……足りなすぎる」
お昼ご飯を食べ終わり、午後の授業までまったり過ごす2人。