『ル・リアン』 ~絆、それは奇跡を生み出す力!~ 【新編集版】
デビュー・ライヴ
ビフォー&アフターのデビュー・ライヴが始まった。
キーボーとタッキーとベスの3人とツアー・ギタリストの演奏に会場は沸いていた。
それを聞きながら楽屋で曲順の確認をしていたが、出番が近づくにつれて緊張が高まり、拭いても拭いても掌の汗が止まらなくなった。
「次よ」
轟に背中を押されて楽屋を出た。
ステージの裏側をそっと歩いて、観客に気づかれないようにアンプの陰に隠れた。
そして掌の汗をズボンで拭き取ったあと両手で頬をバチンと叩いて気合を入れ、ベスの斜め後ろに移動してギターを構えた。
曲が終わってタッキーがこちらの姿を確認すると、スティックでリズムを取り始めた。
「ワン、トゥー、スリー、フォー」
イントロを弾いた瞬間、会場から大歓声が沸き起こった。
思わず鳥肌が立った。
サビの部分でキーボーとベスの歌の掛け合いが始まると、キャーという歓声が押し寄せてきた。
陶酔状態の中、無我夢中でギターを弾き、速弾きを連発した。
物凄い歓声と拍手に、我を忘れて弾きまくった。
すると更に凄い歓声が沸き起こった。
シビレまくった。
もう上り詰めるしかなかった。
ハイになったままエンディングへ流れ込んだ。
ジャン♪ と決めた瞬間、観客が総立ちになった。
物凄い歓声と拍手がステージに押し寄せてきた。
そして、一斉に皆が叫び始めた。
アンコール、アンコール、アンコール、
それに応えて全員でステージに戻り、何度もお辞儀をした。
しかし、それだけでは許してくれなかった。
アンコールの声が鳴り止まないのだ。
アンコール、アンコール、アンコール、
楽屋に引き返したあとも、更に大きな声で求められた。
3人に目を向けると、次々に頷いた。
考えていることは一緒だった。
楽器を持ってステージに戻ると、またも大歓声が迎えてくれた。
「ワン、トゥー、スリー、フォー」
二度目の『ロンリー・ローラ』が炸裂した。
キーボーとタッキーとベスの3人とツアー・ギタリストの演奏に会場は沸いていた。
それを聞きながら楽屋で曲順の確認をしていたが、出番が近づくにつれて緊張が高まり、拭いても拭いても掌の汗が止まらなくなった。
「次よ」
轟に背中を押されて楽屋を出た。
ステージの裏側をそっと歩いて、観客に気づかれないようにアンプの陰に隠れた。
そして掌の汗をズボンで拭き取ったあと両手で頬をバチンと叩いて気合を入れ、ベスの斜め後ろに移動してギターを構えた。
曲が終わってタッキーがこちらの姿を確認すると、スティックでリズムを取り始めた。
「ワン、トゥー、スリー、フォー」
イントロを弾いた瞬間、会場から大歓声が沸き起こった。
思わず鳥肌が立った。
サビの部分でキーボーとベスの歌の掛け合いが始まると、キャーという歓声が押し寄せてきた。
陶酔状態の中、無我夢中でギターを弾き、速弾きを連発した。
物凄い歓声と拍手に、我を忘れて弾きまくった。
すると更に凄い歓声が沸き起こった。
シビレまくった。
もう上り詰めるしかなかった。
ハイになったままエンディングへ流れ込んだ。
ジャン♪ と決めた瞬間、観客が総立ちになった。
物凄い歓声と拍手がステージに押し寄せてきた。
そして、一斉に皆が叫び始めた。
アンコール、アンコール、アンコール、
それに応えて全員でステージに戻り、何度もお辞儀をした。
しかし、それだけでは許してくれなかった。
アンコールの声が鳴り止まないのだ。
アンコール、アンコール、アンコール、
楽屋に引き返したあとも、更に大きな声で求められた。
3人に目を向けると、次々に頷いた。
考えていることは一緒だった。
楽器を持ってステージに戻ると、またも大歓声が迎えてくれた。
「ワン、トゥー、スリー、フォー」
二度目の『ロンリー・ローラ』が炸裂した。