『ル・リアン』 ~絆、それは奇跡を生み出す力!~ 【新編集版】
最後に立ち寄ったのはハードロックのコーナーだった。
話題のCDを見つけたのでヘッドフォンを装着して再生ボタンを押し、イントロが流れてくるのを待った。
しかし、聞こえてきたのは音楽ではなかった。
悪魔だった。
鼓膜が破れるかと思うくらいの大音量が両耳を襲ったのだ。
それは痛みを伴うほどの大音量だったのでとっさにヘッドフォンを外したが、鼓膜の状態が心配で不安が押し寄せてきた。
大丈夫かな……、
耳に神経を集中してしばらく様子を見た。
しかし特に異常は感じられなかった。
ほっとしたが、怒りが込み上げてきた。
〈なんて酷いことをするんだ!〉とムカムカしてきた。
それですぐに愉快犯を捜したが、辺りを見回してもそれらしき奴を見つけることはできなかった。
くそっ!
はらわたが煮えくり返ったが、それをぶつける相手がいなかった。
仕方がないのでヘッドフォンを元の場所に戻し、音量を最小にしてからその場を離れた。
話題のCDを見つけたのでヘッドフォンを装着して再生ボタンを押し、イントロが流れてくるのを待った。
しかし、聞こえてきたのは音楽ではなかった。
悪魔だった。
鼓膜が破れるかと思うくらいの大音量が両耳を襲ったのだ。
それは痛みを伴うほどの大音量だったのでとっさにヘッドフォンを外したが、鼓膜の状態が心配で不安が押し寄せてきた。
大丈夫かな……、
耳に神経を集中してしばらく様子を見た。
しかし特に異常は感じられなかった。
ほっとしたが、怒りが込み上げてきた。
〈なんて酷いことをするんだ!〉とムカムカしてきた。
それですぐに愉快犯を捜したが、辺りを見回してもそれらしき奴を見つけることはできなかった。
くそっ!
はらわたが煮えくり返ったが、それをぶつける相手がいなかった。
仕方がないのでヘッドフォンを元の場所に戻し、音量を最小にしてからその場を離れた。