貴方と花火を

「いいの、相談したのは私だし。でも、どうしたらいいと思う？」

「うーん、涼平くんもなにか考えがあるから誘ったわけだし暇か伝えたら？」

「いやぁ、暇ではあるんだけど、嫌な想像がとまらなくってさ、」

「灯が考えすぎちゃうとこは変わらないよね」

「そうなの〜」

手遊びをしながら、涼平になんて伝えるか悩んでいると、注文したピザが届いた。

空腹では戦もできないっていうし、食べてから考えることにしよう。