【掌編】かわりもの
さてさて
 この小説は数ページしかない。
 ページを変えるのが面倒だったので。

 さて。
 吾輩は人間である。名前は月兎アリスだ。
 この話は、ただ私の人生を駄弁ったものです。笑えるどころか呆れますね。
 でも意外に泣けるかもしれませんね。

 はい、で私は中学一年生です。
 今は夏休みです。

 幼いですか?
 野いちごで書いてる作家さんはみんな私と同じくらいか、それより少し上ぐらいだと思いますが。

 カクヨムでは、幼いですよ?
 ぜひカクヨムのユーザー検索で「月兎アリス」と調べといてください。

 あれ、1ページ最大十万文字?
 まあまあいい。どうせ九万文字で終わるっしょ!

 ……前フリが長い……とな?
 はいはい、わかりました。

 私が執筆活動を始めた年……ですか……うーんと、わかんない。
 幼稚園の頃の自由帳に、拙い文字がびーっしり書かれてたからね。これも入るからわかんない。
 とにかく昔だと思っといていい。

 きっかけも覚えていない。今は「趣味」で書いている。他に趣味が野球観戦とお絵描きしかない人間だよ私は。

 つまりは私、あんま取り柄がない。

 勉強も凡そのものだし、運動はどっちかっちゅーと苦手だ。

 つまりは、だ。

 私はこの人生を、ほっとんど執筆活動に捧げてきた、というわけなんです!!!

 実際そうですし。

 ここで駄弁るのは、そんな人生の話です。すっごいだるいかもしれませんが、どうかお付き合いください。

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