恋の微熱に溺れて…
3度:初デートは甘すぎる...
お試し…とはいえども、ひょんなことから慧くんとお付き合いを始めることになった。
あの日以来、毎日慧くんとメッセージでやり取りを交わしている。
今までこんな風に男性とメッセージのやり取りを交わしたことがなくて。
ただメッセージのやり取りを交わしているだけなのに、ドキドキしてしまう…。
思い出すだけでドキドキしてしまうのに、この先、私は大丈夫だろうか。
初めてのことに浮かれながら仕事をしていると、スマホのバイブが震えた。
慌ててスマホを確認すると、慧くんからメッセージが届いていた。
メッセージの内容は、《今夜、デートしませんか?》だった。
まさかのデートのお誘いを受けた。もちろん、答えは最初から一つしかなくて。特に予定もないし、できれば好きな人と一緒に居たい。
だから、《いいよ。デートしよっか》と返信した。
夜までドキドキして待てなかった。早く仕事が終わってほしいと願った。
*
やっと仕事が終わり、夜になった。
これで慧くんと二人っきりになれる!…と思った矢先の出来事であった。
「京香さん、今夜は家に来ませんか?」
…と言われた。男性のお家にお邪魔したことがない私には、想像だけでドキドキしてしまった。
「はい。行きます…」
「どうして、敬語なんですか?可愛いからいいですけど」
可愛いって言われた。自分では可愛いかどうかなんて分からないが、言われて嫌な気はしなかった。
あの日以来、毎日慧くんとメッセージでやり取りを交わしている。
今までこんな風に男性とメッセージのやり取りを交わしたことがなくて。
ただメッセージのやり取りを交わしているだけなのに、ドキドキしてしまう…。
思い出すだけでドキドキしてしまうのに、この先、私は大丈夫だろうか。
初めてのことに浮かれながら仕事をしていると、スマホのバイブが震えた。
慌ててスマホを確認すると、慧くんからメッセージが届いていた。
メッセージの内容は、《今夜、デートしませんか?》だった。
まさかのデートのお誘いを受けた。もちろん、答えは最初から一つしかなくて。特に予定もないし、できれば好きな人と一緒に居たい。
だから、《いいよ。デートしよっか》と返信した。
夜までドキドキして待てなかった。早く仕事が終わってほしいと願った。
*
やっと仕事が終わり、夜になった。
これで慧くんと二人っきりになれる!…と思った矢先の出来事であった。
「京香さん、今夜は家に来ませんか?」
…と言われた。男性のお家にお邪魔したことがない私には、想像だけでドキドキしてしまった。
「はい。行きます…」
「どうして、敬語なんですか?可愛いからいいですけど」
可愛いって言われた。自分では可愛いかどうかなんて分からないが、言われて嫌な気はしなかった。