恋の微熱に溺れて…
15度:旅行デート
それはある日突然、慧くんの提案により決まった。
「京香さん、温泉に行きませんか?」
どうしていきなり温泉へ行こうと思ったのだろうか。
慧くんの考えはよく分からないが、温泉に行きたいという提案自体は、私も乗り気だ。
「だね。行こう」
温泉に行くのは久しぶりだ。最後に行ったのは、高校時代の親友と卒業旅行で行った以来…。
今ではお互いに仕事が忙しくて。なかなか休みが合わず。時々会えればいいといった感じだ。
親友の話はさておき、慧くんと温泉旅行…か。今から温泉旅行に行くのが楽しみだ。
「京香さんは行きたい温泉とかありますか?」
自分発信で提案したわけではないので、咄嗟に思い浮かばない。
「うーん…。特に思いつかないや。ごめんね」
謝る必要はないが、一緒に考える場面で一緒に考えることができず。申し訳ないと思い、謝った。
「いえ。それは大丈夫です。京香さんが特に行きたいところがないのでしたら、熱海に行きませんか?」
熱海といえば、イメージが温泉。
良い温泉がたくさんありそうで。想像だけでワクワクしてきた。
「いいね。熱海に行こう」
「それじゃ、熱海に行きましょう。色々調べておきますね」
いつも慧くんがリードしてくれる。私はそれにおんぶで抱っこ状態だ。
甘えてばかりで申し訳なく思う時もあるが、これが私達の形なのだと思う。
だからこういった時は、とことん慧くんに甘えることにしている。
「京香さん、温泉に行きませんか?」
どうしていきなり温泉へ行こうと思ったのだろうか。
慧くんの考えはよく分からないが、温泉に行きたいという提案自体は、私も乗り気だ。
「だね。行こう」
温泉に行くのは久しぶりだ。最後に行ったのは、高校時代の親友と卒業旅行で行った以来…。
今ではお互いに仕事が忙しくて。なかなか休みが合わず。時々会えればいいといった感じだ。
親友の話はさておき、慧くんと温泉旅行…か。今から温泉旅行に行くのが楽しみだ。
「京香さんは行きたい温泉とかありますか?」
自分発信で提案したわけではないので、咄嗟に思い浮かばない。
「うーん…。特に思いつかないや。ごめんね」
謝る必要はないが、一緒に考える場面で一緒に考えることができず。申し訳ないと思い、謝った。
「いえ。それは大丈夫です。京香さんが特に行きたいところがないのでしたら、熱海に行きませんか?」
熱海といえば、イメージが温泉。
良い温泉がたくさんありそうで。想像だけでワクワクしてきた。
「いいね。熱海に行こう」
「それじゃ、熱海に行きましょう。色々調べておきますね」
いつも慧くんがリードしてくれる。私はそれにおんぶで抱っこ状態だ。
甘えてばかりで申し訳なく思う時もあるが、これが私達の形なのだと思う。
だからこういった時は、とことん慧くんに甘えることにしている。