激流のような誠愛を秘めた神主は新米巫女を離さない
「わけあって朝からカラオケ! 悪いやつをやっつけます☆ だって。あほか」
大晴がぼやく。
「店の写真がありますね。これで場所が――」
「わかってるって」
大晴は千暁にかぶせて言い、画像から位置情報を探る。
「位置情報は無理だ。大手のSNSは自動で削除されるところが多いから」
大晴はがっかりと言った。
「過去の投稿から特定しましょう」
四人は手分けしてSNSをスクロールしていく。
「ここか?」
ミカが古びたカラオケルームの画像を見つけ、言う。
「個人の練習で使ったことある。場所、わかるよ」
律がおおまかな住所を四人に伝えた。
「神社から近いですね。急ぎましょう」
千暁はバイクで疾駆した。その腰に日本刀を携えて。
大晴がぼやく。
「店の写真がありますね。これで場所が――」
「わかってるって」
大晴は千暁にかぶせて言い、画像から位置情報を探る。
「位置情報は無理だ。大手のSNSは自動で削除されるところが多いから」
大晴はがっかりと言った。
「過去の投稿から特定しましょう」
四人は手分けしてSNSをスクロールしていく。
「ここか?」
ミカが古びたカラオケルームの画像を見つけ、言う。
「個人の練習で使ったことある。場所、わかるよ」
律がおおまかな住所を四人に伝えた。
「神社から近いですね。急ぎましょう」
千暁はバイクで疾駆した。その腰に日本刀を携えて。