学園トップの総長様が私に何か用がある?

1話、入学式

桜が散る4月、私は藤崎学園(ふじさきがくえん)…高校なんだけどね、今日入学するんだ。

自分と同じ名前の学園に行くのってヘンな感じ…

そんな事を考えてる私は藤崎 華永(ふじさき はなえ)

この学園の学園長の1人娘なんだ〜。

裏口入学、ではないんだけどね?

この学園は全寮制で、私は女子寮に入ることになってるんだ。

でも、私には悩みがあって…

「ママー?あのおねーさんこわあい…。」

そう、それは…この目つき。

きっついツリ目なのだ…。

これのせいで幼稚園から友達は愚か、話しかけられもしない…。

神様…恨むよぉ…。

今年も一人ぼっちかなぁ…。

そんなことを考えていると女子寮についた。

実は今日は入学式の1日前なんだ。

寮に入る準備をするために1日前に学園に行かなくちゃ行けないんだけど、これから楽になるから良いよねー。

ここが私の部屋かぁ…。ちょっと大きいな。

部屋は広々していてコンロもお風呂もついてる1LDK。

ちなみに家具は備え付けてあるので荷物は入れるだけでいいんだ〜。

ほ〜っと一息ついてたけど、思い出した…!

明日の新入生代表の言葉考えてなかった!ヤバい!紙どこ?!

実は私は文章を書くときはアナログ派。

えーっと、とりあえず、皆様こんにちはから始めて…。

考えているうちにもう寝る時間になったのでした…。
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