学園トップの総長様が私に何か用がある?
テストが終わったので、寮の部屋に戻ることにした。

だってみんなテスト難しかったとか言ってるし、きっと話が合わないんだ。

…まあ、そもそも話してくれる人なんていないんだけどね。

帰ってきてベッドにダイブした。

難しくは無いとはいえど、座りっぱなしは疲れるからね。

今日は適当にご飯を食べよう…。

あっ!買い物に行くのを忘れてて、今家に食材ない!

…仕方ないけど、食堂に行きますかぁ。

寮の部屋を出て食堂に向かう。

食堂、扉開けるの嫌なんだよね。

いつでも開いてると入りやすくて良いんだけど。

…でも、色んな種類のご飯があって良いんだよね。

今日は何を食べようかな。

オムライスにしよっかなっ!

そんなことを考えていると食堂に着いた。

…あれっ?

今日は食堂の扉が開いてる。

やっぱり開いてた方が良いよね!

開いてくれた人に感謝だなあ。

いざ食堂に入ってみると良い匂いがした。

なんだかんだ入るのは2回目だけど、食べるのは初めてなんだよね。

私はオムライスを頼んで、そこに近い席で座っていた。

食堂ではご飯は店員さんが運んできてくれるらしい。

「オムライスをご注文の藤崎さん~?」

手を挙げるときてくれる。

「では、お支払いをお願いします。600円です。」

…特大オムライスで600円なの?!

てっきり1000円はするかと思ってた。

「これでお願いします。」

ぱくりと頬張ると、卵がふわっととろけておいしい!

明日からもまた頑張れそう。
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