純愛ストーカー~溺愛彼氏が浮気疑惑をはらすために追いかけてきた
勤務中にきた電話もメールもすべて無視した。いつもは必ず声をかけて帰るけど、さっさと荷物をまとめてオフィスを後にした。
「メイコ! 待てよ。何を怒っているの?」
追いかけてきた斗真に腕を掴まれて、おもいっきり振り払った。
「私が怒っている理由も分からないの?」
「……真柴さん?」
「分かってるなら聞かないで」
ここが職場じゃなかったら、大声出してる。それくらいイライラしていた。そんなピリピリとした空気の中で私たちの前まで歩いてくる真柴さん。
「お疲れ様です」
「お疲れ様。帰り気をつけてね。また明日」
「はい、お先に失礼します」
エレベーターに乗って、にこやかな笑顔で会釈をされた。二人のやりとりに胸がムカムカする。お花と蝶が飛んでいるみたい。
「メイコ! 待てよ。何を怒っているの?」
追いかけてきた斗真に腕を掴まれて、おもいっきり振り払った。
「私が怒っている理由も分からないの?」
「……真柴さん?」
「分かってるなら聞かないで」
ここが職場じゃなかったら、大声出してる。それくらいイライラしていた。そんなピリピリとした空気の中で私たちの前まで歩いてくる真柴さん。
「お疲れ様です」
「お疲れ様。帰り気をつけてね。また明日」
「はい、お先に失礼します」
エレベーターに乗って、にこやかな笑顔で会釈をされた。二人のやりとりに胸がムカムカする。お花と蝶が飛んでいるみたい。