純愛ストーカー~溺愛彼氏が浮気疑惑をはらすために追いかけてきた

5:逃げても追いかけるよ

そして半年後……。私の目の前に斗真が現れた。


「あんなライン一言で関係を切るなんてひどいね」

「最初に裏切ったのはそっちじゃない!」


何でよ……私がどんな思いで仕事を辞めて、引っ越しまでしたと思っているの?


新しい環境で生活をする為に死に物狂いで就職先を見つけて必死で働いて。


やっと落ち着いてきた頃に現れるなんて……。


「早く帰って! これ以上居座るならストーカー被害で訴えるから」


ストーカーという言葉を出すと、斗真は掴んでいた両腕をゆっくりと離した。


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