純愛ストーカー~溺愛彼氏が浮気疑惑をはらすために追いかけてきた
「時計は? 真柴さんが時計を盗んだってこと?」
「そういうこと。家の鍵をかけ忘れた日があって、恐らくその時に。俺の前では時計をつけていなかったから、多分メイコに見せつけるためだけに盗んだ。
その後、わざと鍵をかけずに泳がせていたら、見事にひっかかったよ。見回りを強化していた警察官に住居侵入の現行犯で逮捕された」
盗んだ時計を堂々と私の前でだけつけていたなんて……。
「これで時計の件は納得してくれた?」
ここまで証拠があるんだ。頷くしかない。
「……あの日の接待も? 真柴さんが仕組んでいたの?」
「だろうね。それとなく先方に確認したら、そんな食事会の話はなかったらしいから」
「そういうこと。家の鍵をかけ忘れた日があって、恐らくその時に。俺の前では時計をつけていなかったから、多分メイコに見せつけるためだけに盗んだ。
その後、わざと鍵をかけずに泳がせていたら、見事にひっかかったよ。見回りを強化していた警察官に住居侵入の現行犯で逮捕された」
盗んだ時計を堂々と私の前でだけつけていたなんて……。
「これで時計の件は納得してくれた?」
ここまで証拠があるんだ。頷くしかない。
「……あの日の接待も? 真柴さんが仕組んでいたの?」
「だろうね。それとなく先方に確認したら、そんな食事会の話はなかったらしいから」