純愛ストーカー~溺愛彼氏が浮気疑惑をはらすために追いかけてきた
「ごめん……斗真……ごめ」

「謝罪の言葉なんかいらない。メイコの気持ちを教えて」


何度もキスをされながら、聞かれた言葉に泣きながら答える。


「好き……大好き。許してくれるならより戻したい」


私の言葉に満足したのか、斗真はふわりと優しく微笑んだ。


「よりを戻すって……俺は別れた覚えはないよ?」


なんでそんなに優しいの?
もっと、もっと。


「ひどくしていいから……。壊れるくらい抱いて」

「言われなくてもそのつもり」


服を脱がしながら、シングルベッドに移動して寝かされる。キスをしながら、紡がれる言葉。


「好き、好きだよ。愛してる」
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