エッセイ書いてみよ
11 高卒認定受験の記憶・はじめに
こちらは、私が十九歳で高卒認定を受験したときのことを書いていきたいと思います。
まず軽く注意書きをしますね。
これはあくまで『記憶』です。私は日記などをつけていないので、〇月×日、どの科目をどこまで進めた、というような記録がないのです。
そして受験日や年数、受験場所などは細かくは書きません。
大変申し訳ありませんが、その点ご了承ください。
続きまして軽く自己紹介を。
つぶやきのアプリで私のことを知っていてくださる方はご存知かもしれませんが、私はメンタル的な障がいを持っています。
中学三年生で発症して、入院を優先して高校受験は出来ませんでしたが、そのときは面接のみの通信制の高校に入学しました。
ですが病状は全く良くならず、勉強が手につかず退学しています。
そして現在の私も、こんな企業に入って仕事をしています! や、結婚して子供がいます! というような状況ではありません。
私の病気は一生の付き合いだと当時の主治医に言われました(大学付属病院のため、異動で主治医が替わることがままあります)。
これが私の簡単な経歴です。
このことを書こうと決めたのは、色んな事情で学校に通うことが出来なかった方に、こういう道もありますよ、とお伝え出来たらと思ったからです。
高卒認定を受験してから結構時間は空いているのですが、ふと、書こう、と思ったのです。
それでは、私が高卒認定を受験すると決めた頃のお話から始めていきたいと思います。