エッセイ書いてみよ
11-5 下見のおすすめ
病気症状が出て勉強が出来ないほかに苦労したのは、会場までの道のりでした。
私は持病のひとつにパニック障害があります。
ですが試験は田舎では開催されません。
県の中でも中央部、政令指定都市までいかなければならなかったのです。
補足になりますが、私は関東の田舎住まいです。めちゃくちゃ田舎です。
八月と十一月の二回の試験は、異なる試験会場でした。
八月の会場は電車に乗って一本で行けるところでしたが、駅からバスに乗らなければなりません。
ふだん引きこもりの私には相当レベルの高いことでした……。
家族に車での送迎を頼むということも選ぶことは出来たと思います(ちょっと恥ずかしいですが……)。
ですが試験会場へ行くには高速道路を使わなければならず、万が一事故渋滞など起きたら……そう考えると、私は電車で行く方を選びました。
手段は電車だけが正解! なんてことはないので(私の家から試験会場に向かうには、電車が一番確実だったというだけです)、受ける方それぞれ選択肢があると思います。
遠方の方だったら会場近くのビジネスホテルを使うなどもあるかもしれません。
そして会場への行き方を下見しておくことを本当におすすめします。
八月の会場へは一度下見に行って問題がなかったので、一回しか行っていませんが、迷うことはありませんでした。
ですが十一月の会場へは、最初に行った電車では乗り換えが多く疲れてしまい、帰宅後別の路線で行く道を見つけ、二度目の下見に行きました。
結果的には二度目に下見した電車で当日の会場に向かいました。
下見に行くくらいなら勉強したい……と当時は不安から思っていましたが、電車を間違えて会場につけなかったら試験どころではないので、気分転換も含めて順路の下見には行った方がいいと思います。