私だけが知っている桜くん
第一話
校庭の桜が徐々に枯れていっている今日。
私の学校は今日も賑やかです。
「柚希みてーー!!これ!絶対行きたい!一緒にいこー」
そんなことを言いながら私にスマホを見せてきたのは、
私と同じアニメのオタク。
三浦紗奈。
入学式で紗奈が話しかけてくれて、仲良くなった。
「私も思ってた!!行こ!」
紗奈が見せてきたのは好きなアニメのコラボカフェ。
私も昨日、その情報をゲットしていて、今日紗奈に話そうと思っていた。
「わー!楽しみすぎるよー」
なんて、ルンルンな紗奈。
「紗奈ー、今日の放課後空いてる?」
「今日?あ、ごめん、お母さんにお使い頼まれてて…」
「あ、そっか!おっけー」
私の学校は今日も賑やかです。
「柚希みてーー!!これ!絶対行きたい!一緒にいこー」
そんなことを言いながら私にスマホを見せてきたのは、
私と同じアニメのオタク。
三浦紗奈。
入学式で紗奈が話しかけてくれて、仲良くなった。
「私も思ってた!!行こ!」
紗奈が見せてきたのは好きなアニメのコラボカフェ。
私も昨日、その情報をゲットしていて、今日紗奈に話そうと思っていた。
「わー!楽しみすぎるよー」
なんて、ルンルンな紗奈。
「紗奈ー、今日の放課後空いてる?」
「今日?あ、ごめん、お母さんにお使い頼まれてて…」
「あ、そっか!おっけー」