私だけが知っている桜くん
次の日、

はぁー

日直めんどくさいな…


日直は朝早く学校に来て、先生の雑用をしななければいけない。

学校の最寄り駅から学校まで、とぼとぼと歩いていると、

あれ?

もしかして、あれ…


こんな朝早くから、校門の前に立っている男の子


あれは、昨日の間宮くんじゃない?!

なんでだ?

私は特に気にすることもなく私は校門を抜けようとしたら、



バシッと手首を掴まれた。

ひー!!なにー!


「あの!」

「はいっ!」

私の手首を掴んだのは、あの間宮くん。


「時間いいですか?」

なんて、穏やかな声で私に話しかけてきた。

てか、よくよく見ると確かにイケメンで、やっぱり少しだが純くんに似ている気がする…

そう思うと少しだけドキドキしてしまう。


「あっ、はい…」
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