私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした
「恭香っ!」
柊真は両腕でぎゅっと、私を抱きしめてくれた。
「本当に私でいいの?」
「馬鹿だな。おまえ以外考えられないって、言っただろ。」
耳元で聞こえるいつもの柊真の低音ボイス。
「じらしやがって。今夜は寝かせないからな。」
「えっ……」
そして柊真は、指輪の箱を開けると、中に入っている指輪を私の左手の薬指に着けてくれた。
「綺麗……」
「おまえ程じゃないよ。」
柊真の胸の中で、彼の視線に包まれた私は、これが幸せだと言う事を見にしみてわかっていた。
「幸せになろうね。」
「ああ。おまえとなら、絶対幸せになる自信がある。」
抱きしめ合った私達は、周りの拍手に包まれながら、キスを交わした。
― END -
柊真は両腕でぎゅっと、私を抱きしめてくれた。
「本当に私でいいの?」
「馬鹿だな。おまえ以外考えられないって、言っただろ。」
耳元で聞こえるいつもの柊真の低音ボイス。
「じらしやがって。今夜は寝かせないからな。」
「えっ……」
そして柊真は、指輪の箱を開けると、中に入っている指輪を私の左手の薬指に着けてくれた。
「綺麗……」
「おまえ程じゃないよ。」
柊真の胸の中で、彼の視線に包まれた私は、これが幸せだと言う事を見にしみてわかっていた。
「幸せになろうね。」
「ああ。おまえとなら、絶対幸せになる自信がある。」
抱きしめ合った私達は、周りの拍手に包まれながら、キスを交わした。
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