私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした
「どこがいい?」
住前君に聞かれ、見上げたらそこはラブホ街だった。
「ええっと……」
あれ?私達、今結婚決めたんじゃなかった?
なのに、初めてのセックスがラブホ?
「あっ、ここ安いよ。2時間2980円だって。」
……2時間。なにその、セックスだけしよう的な時間の配分。
「さあ。恭香。」
でも、私の王子様が手を差し伸べてくれている。
私がその手を掴もうとした時だ。
「待て。」
結城が住前君の手を下に下げた。
「住前。年上の女で遊ぶのは止めろ。」
「いや、遊びじゃないですよ。」
「そう言えば、女はみんなホテルに連れ込めると思ったか?」
住前君は結城を見て、うーんと頷く。
「結城課長、もしかして恭香さんの事、好きなんですか?」
「馬鹿な事を言ってないで。さっさと帰れ。」
住前君に聞かれ、見上げたらそこはラブホ街だった。
「ええっと……」
あれ?私達、今結婚決めたんじゃなかった?
なのに、初めてのセックスがラブホ?
「あっ、ここ安いよ。2時間2980円だって。」
……2時間。なにその、セックスだけしよう的な時間の配分。
「さあ。恭香。」
でも、私の王子様が手を差し伸べてくれている。
私がその手を掴もうとした時だ。
「待て。」
結城が住前君の手を下に下げた。
「住前。年上の女で遊ぶのは止めろ。」
「いや、遊びじゃないですよ。」
「そう言えば、女はみんなホテルに連れ込めると思ったか?」
住前君は結城を見て、うーんと頷く。
「結城課長、もしかして恭香さんの事、好きなんですか?」
「馬鹿な事を言ってないで。さっさと帰れ。」