私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした
【私も年齢は気にしませんよ。それよりもフィーリングですよね。】

そして返事は意外に早くやってきた。

【今日、これから会えますか?】

これから。これからか~。でもせっかくの休みで、時間空いてるのだし。

【いいですよ。実は私今、このお店にいます。】

写真を撮って、イケオジに送った。

【そのお店なら近くです。今からお邪魔してもいいですか?】

「……早い。展開が早い。」

迷った。迷ったけれども、迷ってどうするんだ。

【はい。お待ちしてます。】

思い切って、送信ボタンを押した。

「はぁー!そうだよね。婚活だもんね。」

こんなに早く出会えるなんて、正直思っていなかった。


10分が経って、イケオジから着いたと連絡があった。

どこにいるかなと辺りを探していると、いた。
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