私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした
柊真は、優しく微笑んでいる。

「もっと教えてあげるよ。俺がいかに、恭香に溺れているのか。」

「うん……」

そして、私と柊真の体が、一つに繋がる。

「ああ……」

その瞬間、心が体が打ち震えた。

「綺麗だよ、恭香。」

私は分け合う体温に、何ともいえない愛しさを感じた。


もう、何も考えない。

今は、柊真だけが欲しい。


「……はあっ!恭香っ!」

私を見つめながら、快感に酔いしれる柊真を、いつまでも見つめていたかった。

「柊真……」

「もう、俺以外の男を見ないで欲しい。」

「うん。」

「約束だよ。ずっと、俺の傍にいるって。」

必死に私を満足させようとしている柊真を、一人占めしたい。

「……好きっ!柊真の事、私だけのものにしたい。」

「とっくの昔に、恭香しか見てないよ。」

そして私たちは、快楽の絶頂へと昇りつめた。
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