弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
「毎日毎日超大変なんだけど、芸術祭ってそんなハイレベルな戦いをしようとしてるの?」
「え…あーみんな優勝はしたいからじゃない?」
「優勝すると何かもらえるの?」
「えー…名誉?」
「どこで使える名誉なのそれ」
膝が、熱い。
神経が全部集中するみたいに。
真白の頭の重さを感じて。
動けない…!
動かしていいのかもわかんない、でも早くどいてって言わなきゃ…っ
しかも部屋着だからTシャツ短パンだし!
「すげぇいい匂いするね、これ何?」
パチッと真白が目を開けた。
だから嫌にでも目が合っちゃう、私の膝の上に真白の頭が乗ってるんだもん少しでも下を見たら。
「あっ、コンソメスープ作ったの!真白お腹空いてる!?」
「マジで!?やった、めーっちゃ空いてる!」
にひっと笑って、頭の向きを変えた。
私のお腹の方に顔を向けて、待って!
そっちのがあれなんだけど!?
バクバク心臓がっ
「え…あーみんな優勝はしたいからじゃない?」
「優勝すると何かもらえるの?」
「えー…名誉?」
「どこで使える名誉なのそれ」
膝が、熱い。
神経が全部集中するみたいに。
真白の頭の重さを感じて。
動けない…!
動かしていいのかもわかんない、でも早くどいてって言わなきゃ…っ
しかも部屋着だからTシャツ短パンだし!
「すげぇいい匂いするね、これ何?」
パチッと真白が目を開けた。
だから嫌にでも目が合っちゃう、私の膝の上に真白の頭が乗ってるんだもん少しでも下を見たら。
「あっ、コンソメスープ作ったの!真白お腹空いてる!?」
「マジで!?やった、めーっちゃ空いてる!」
にひっと笑って、頭の向きを変えた。
私のお腹の方に顔を向けて、待って!
そっちのがあれなんだけど!?
バクバク心臓がっ