弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
「なんでずっと私が膝枕してるのっ、やめてよ!?」
意識しちゃうから、ダメだって思ってるのに体が勝手に反応しちゃうから…っ
真白の体を起こそうと思って、触れようと手を伸ばした。
だけど触れる前に掴まれた。
「ドキドキさせてんの」
下から見上げる大きな瞳は私を離さなくて。
「な、なに言ってるの!?」
よく脈を測る時、手首を押さえて脈拍を数えるって言うけどきっと今ならすぐにわかっちゃうと思う。
数えなくてもわかっちゃう、ドキドキ鳴る音が自分でも予想できないくらい早くて。
「瑠璃ねーちゃんは俺の初恋だよ」
どんどん加速していく、早く手を離して。
私から離れて。
「ずっと忘れたことない」
「…っ」
揺れるように鳴る心臓の音は胸を締め付けて、掴まれた腕はジンジンと熱くなっていく。
見つめられた瞳は…
他に写すことができなくて。
どうしてそんなこと言うの?
そんなこと言われて…
私はなんて答えればいいの?
何も言えない…っ
意識しちゃうから、ダメだって思ってるのに体が勝手に反応しちゃうから…っ
真白の体を起こそうと思って、触れようと手を伸ばした。
だけど触れる前に掴まれた。
「ドキドキさせてんの」
下から見上げる大きな瞳は私を離さなくて。
「な、なに言ってるの!?」
よく脈を測る時、手首を押さえて脈拍を数えるって言うけどきっと今ならすぐにわかっちゃうと思う。
数えなくてもわかっちゃう、ドキドキ鳴る音が自分でも予想できないくらい早くて。
「瑠璃ねーちゃんは俺の初恋だよ」
どんどん加速していく、早く手を離して。
私から離れて。
「ずっと忘れたことない」
「…っ」
揺れるように鳴る心臓の音は胸を締め付けて、掴まれた腕はジンジンと熱くなっていく。
見つめられた瞳は…
他に写すことができなくて。
どうしてそんなこと言うの?
そんなこと言われて…
私はなんて答えればいいの?
何も言えない…っ