弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
あ、しまった!
昨日真白の好きなもの聞いておくんだった!
一緒に夕ご飯を食べるって言われて、お母さんの保存食ストックだってあとは冷凍庫にしかないから私も何か作ろうかなって考えてた。
初心者過ぎて何を作ったらいいのかわかんないから真白に好きなもの聞いて…
とりあえず聞いてできそうだったら作ってみようかなって。
どうしようかな、真白もう帰ったかな?
このまま学校から帰るついでにスーパー寄ってこうかな~…
いや、1回帰って冷蔵庫の中身見た方がいい!?
真白が帰ってたら一緒にスーパー行くのも…
「瑠璃先輩」
下駄箱でローファーに履き替えた。
学校の外へ出ようと一歩踏み出した時だった。
「あ、乃愛ちゃん!」
柔らかい髪をなびかせて駆け寄って来た。
私より小さな乃愛ちゃんは上を見て、いつもはふわふわした髪と同じようにふわふわとした空気を纏ませて…
いるんだけど今日は少し違って。
「真白くんどうしたんですか?」
私を見る瞳はどこか鋭くて。
昨日真白の好きなもの聞いておくんだった!
一緒に夕ご飯を食べるって言われて、お母さんの保存食ストックだってあとは冷凍庫にしかないから私も何か作ろうかなって考えてた。
初心者過ぎて何を作ったらいいのかわかんないから真白に好きなもの聞いて…
とりあえず聞いてできそうだったら作ってみようかなって。
どうしようかな、真白もう帰ったかな?
このまま学校から帰るついでにスーパー寄ってこうかな~…
いや、1回帰って冷蔵庫の中身見た方がいい!?
真白が帰ってたら一緒にスーパー行くのも…
「瑠璃先輩」
下駄箱でローファーに履き替えた。
学校の外へ出ようと一歩踏み出した時だった。
「あ、乃愛ちゃん!」
柔らかい髪をなびかせて駆け寄って来た。
私より小さな乃愛ちゃんは上を見て、いつもはふわふわした髪と同じようにふわふわとした空気を纏ませて…
いるんだけど今日は少し違って。
「真白くんどうしたんですか?」
私を見る瞳はどこか鋭くて。