弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
Life6.)
「ねぇまだー?遅刻するよ!」
「わーっ、待って待って!髪がっ、なんか今日上手くいかないの!」
たまにこんな日がある、丁寧に丁寧にお手入れしてるのに朝起きたら思ってないとこにクセついちゃってこれが全然直らないの。
「昨日も高いヘアオイル使ったのに…」
値段分の役割果たしてないんじゃないかと思う、ちゃんとしてよね高級ヘアオイルなんだから!
「まだ~?」
「行く!今行くから!」
気に入らないけど仕方ない、諦めて玄関へ走った。
待ち切れなかった真白はもう外にいてドアを開けて待っていた。
廊下に置いてあったスクールバッグを肩にかけて急いでローファーを履く、スニーカーと違ってサクッと履けちゃうのがいいよね。
「間に合った!」
「間に合ってはないよ、いつもより遅いし」
「でもこの時間なら学校には間に合う!」
「それはそーだけど」
ホームルームに間に合えばいいんだ、最悪ギリでもチャイムが鳴る前に教室に入れればいいんだもんね。
これはセーフだ、大丈夫大じょっ
「瑠璃、目赤くない?」
「…え?」
「わーっ、待って待って!髪がっ、なんか今日上手くいかないの!」
たまにこんな日がある、丁寧に丁寧にお手入れしてるのに朝起きたら思ってないとこにクセついちゃってこれが全然直らないの。
「昨日も高いヘアオイル使ったのに…」
値段分の役割果たしてないんじゃないかと思う、ちゃんとしてよね高級ヘアオイルなんだから!
「まだ~?」
「行く!今行くから!」
気に入らないけど仕方ない、諦めて玄関へ走った。
待ち切れなかった真白はもう外にいてドアを開けて待っていた。
廊下に置いてあったスクールバッグを肩にかけて急いでローファーを履く、スニーカーと違ってサクッと履けちゃうのがいいよね。
「間に合った!」
「間に合ってはないよ、いつもより遅いし」
「でもこの時間なら学校には間に合う!」
「それはそーだけど」
ホームルームに間に合えばいいんだ、最悪ギリでもチャイムが鳴る前に教室に入れればいいんだもんね。
これはセーフだ、大丈夫大じょっ
「瑠璃、目赤くない?」
「…え?」