弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
Secret3.弟じゃない弟は、私の大事な弟です!)
Life1.)
「暑い~!長風呂し過ぎちゃった!」
「珍しいね濡れたまんまの髪の毛で来るの、いつもすぐ乾かして来るじゃん」
「じゃないと痛むからね、でも暑過ぎて喉乾いちゃって」
髪の毛をタオルで拭きながらリビングまでやって来た。
ついついゆっくりお風呂入っちゃってそれどころじゃなかったから、先にお茶飲んでちょっとだけ涼んでからまた洗面所に戻って髪の毛乾かそう何時間も放置するわけじゃないしいいよね。
冷蔵庫からお茶の入ったペットボトルを取り出してコップに注ぐ、グビーッと一気に流し込んだ。
わーっ、気分爽か…っ
「ねぇ瑠璃!」
「ごほ、ごっほ…っ」
こ、この呼び方にはまだちょっとあれなんだけど。
「な、なに?」
だってどんな顔したらいいかわかんないんだもん。
「来て来て」
「え、なに?」
こっちこっちと手招きされ、ソファーの前の床をとんとんっと軽く叩いた。
「座って、髪の毛乾かしてあげる」
「…!」
「ドライヤー持って来るから待ってて!」
洗面所の方に駆けて行く真白の後姿を見送りながら、恐る恐るソファーの前に座った。
恐る恐るって表現は違うかもしれないけど、気持ち的にはそんな感じで。
お風呂上りでただでさえ体が熱いのにさらに熱が上がりそうな、タオルを頭からかぶって意味なく顔を隠しちゃったり。
「珍しいね濡れたまんまの髪の毛で来るの、いつもすぐ乾かして来るじゃん」
「じゃないと痛むからね、でも暑過ぎて喉乾いちゃって」
髪の毛をタオルで拭きながらリビングまでやって来た。
ついついゆっくりお風呂入っちゃってそれどころじゃなかったから、先にお茶飲んでちょっとだけ涼んでからまた洗面所に戻って髪の毛乾かそう何時間も放置するわけじゃないしいいよね。
冷蔵庫からお茶の入ったペットボトルを取り出してコップに注ぐ、グビーッと一気に流し込んだ。
わーっ、気分爽か…っ
「ねぇ瑠璃!」
「ごほ、ごっほ…っ」
こ、この呼び方にはまだちょっとあれなんだけど。
「な、なに?」
だってどんな顔したらいいかわかんないんだもん。
「来て来て」
「え、なに?」
こっちこっちと手招きされ、ソファーの前の床をとんとんっと軽く叩いた。
「座って、髪の毛乾かしてあげる」
「…!」
「ドライヤー持って来るから待ってて!」
洗面所の方に駆けて行く真白の後姿を見送りながら、恐る恐るソファーの前に座った。
恐る恐るって表現は違うかもしれないけど、気持ち的にはそんな感じで。
お風呂上りでただでさえ体が熱いのにさらに熱が上がりそうな、タオルを頭からかぶって意味なく顔を隠しちゃったり。