弟じゃない弟と、秘密の2人暮らしはドキドキに溢れてる。
「断ったよ」
「えっ?」
何気なく探ってみようかなって思ったら、あっさり教えてくれた。
てゆーか告白されてたの!?
「うん、お姉ちゃんより好きな子いないからって断った」
「……。」
夕ご飯を食べ終えて、ソファーでだらだらテレビを見てたんだけど…
真白がきゅるって効果音が聞こえるようなキラキラした瞳で言ってくるから、ここは嬉しい♡って思うよりも何よりも…
「そしたら真白くんってシスコンなんだ、うわー最悪~!引くわ~!!って女子たちから言われた」
そうだよね、そう思うよね!?
ごめんね、私も思っちゃった!
でも真白はふふっと笑って、自分のことなのに自分のことじゃないみたいにテレビを見てた。
「いいの、それ?」
「ん?」
「いいの、真白はそれで…?」
テレビから視線を変えて、八重歯を見せてにこっと微笑む。
「別に、まぁ間違いじゃないし?」
少しかがんで、下からのぞき込む上目遣いがドキドキと音を出して。
「瑠璃より好きな子いないもん」
そぉっと隣に近付くから。
「えっ?」
何気なく探ってみようかなって思ったら、あっさり教えてくれた。
てゆーか告白されてたの!?
「うん、お姉ちゃんより好きな子いないからって断った」
「……。」
夕ご飯を食べ終えて、ソファーでだらだらテレビを見てたんだけど…
真白がきゅるって効果音が聞こえるようなキラキラした瞳で言ってくるから、ここは嬉しい♡って思うよりも何よりも…
「そしたら真白くんってシスコンなんだ、うわー最悪~!引くわ~!!って女子たちから言われた」
そうだよね、そう思うよね!?
ごめんね、私も思っちゃった!
でも真白はふふっと笑って、自分のことなのに自分のことじゃないみたいにテレビを見てた。
「いいの、それ?」
「ん?」
「いいの、真白はそれで…?」
テレビから視線を変えて、八重歯を見せてにこっと微笑む。
「別に、まぁ間違いじゃないし?」
少しかがんで、下からのぞき込む上目遣いがドキドキと音を出して。
「瑠璃より好きな子いないもん」
そぉっと隣に近付くから。