任侠☆バイオレンスラブ
伊瀬 新一 side
バイトの帰り道・・・芽依ちゃんと歩いていた時、背後から誰かに襲われた。
「芽依ちゃん!!」
暗くてわかりずらいけど、浜松組の連中に芽依ちゃんが捕らえられている。
それがわかった瞬間、拘束を解こうと動こうもした。
だけどさらに背後から何かで殴られて地面へと倒れる。
かろうじて残っている意識の中で、芽依ちゃんは気を失ったようで近くを通った車の中に連れ込まれる。
そのまま扉が閉まり、発進していってしまった。
「クソ・・・やられた・・・!!」
ダンッと地面を叩き、悔しさを顕にする。
今日、樹さんは急用で迎えに来れないって言ってたけど・・・報告しとかねぇと。
そう思い、スマホを出して樹さんに電話をかける。
『──なんだ』
呼出音の後すぐに電話に出る樹さん。
端的に、かつ、短くこの状況を伝える・・・!!
「浜松組にやられました!俺の不注意で、芽依ちゃんが!!」
『っ!!誰にやられた!!』
電話越しに、ガサガサと動くような時の音が混じり始める。
「相手は浜松組の若頭。目的は不明ですが、樹さんを助けた件絡みだと思われます!!」
『チッ・・・!!芽依のネックレスに仕込んだGPSから場所を割り出す!お前を回収してその場所に向かうぞ!!』
「ウィッス!」
バイトの帰り道・・・芽依ちゃんと歩いていた時、背後から誰かに襲われた。
「芽依ちゃん!!」
暗くてわかりずらいけど、浜松組の連中に芽依ちゃんが捕らえられている。
それがわかった瞬間、拘束を解こうと動こうもした。
だけどさらに背後から何かで殴られて地面へと倒れる。
かろうじて残っている意識の中で、芽依ちゃんは気を失ったようで近くを通った車の中に連れ込まれる。
そのまま扉が閉まり、発進していってしまった。
「クソ・・・やられた・・・!!」
ダンッと地面を叩き、悔しさを顕にする。
今日、樹さんは急用で迎えに来れないって言ってたけど・・・報告しとかねぇと。
そう思い、スマホを出して樹さんに電話をかける。
『──なんだ』
呼出音の後すぐに電話に出る樹さん。
端的に、かつ、短くこの状況を伝える・・・!!
「浜松組にやられました!俺の不注意で、芽依ちゃんが!!」
『っ!!誰にやられた!!』
電話越しに、ガサガサと動くような時の音が混じり始める。
「相手は浜松組の若頭。目的は不明ですが、樹さんを助けた件絡みだと思われます!!」
『チッ・・・!!芽依のネックレスに仕込んだGPSから場所を割り出す!お前を回収してその場所に向かうぞ!!』
「ウィッス!」