エーデルワイスの月海さんに気をつけて
常連さんだったんだから、そういとも簡単に見知らぬ人お店にホイホイついていくわけない。
そう、私はそんなに尻軽じゃないんだから。そう高をくくっていたら――最近スイーツがわりに動画で見ているイケメンカフェのセイヤさんに似ている、双子かってくらいそっくりだ……!
「セイヤさんですか!?」
「あー……最近よく動画で見るイケメンカフェの奴ですね。知ってます? その人たち結構裏では、人に言えないような事してるみたいですよ」
「え……」
にっこり微笑まれる。――関係者でも何でもないよね? なんて口には出せない。
だってこの人、なんか笑顔がこわい。高身長のイケメンだけど。――好みなんですが! でも無理なんですが!
言い様のない恐怖を覚える。いつもなら喜んですぐ飛びついてしまうところなのだが、思わず身構えてしまう。
そう、私はそんなに尻軽じゃないんだから。そう高をくくっていたら――最近スイーツがわりに動画で見ているイケメンカフェのセイヤさんに似ている、双子かってくらいそっくりだ……!
「セイヤさんですか!?」
「あー……最近よく動画で見るイケメンカフェの奴ですね。知ってます? その人たち結構裏では、人に言えないような事してるみたいですよ」
「え……」
にっこり微笑まれる。――関係者でも何でもないよね? なんて口には出せない。
だってこの人、なんか笑顔がこわい。高身長のイケメンだけど。――好みなんですが! でも無理なんですが!
言い様のない恐怖を覚える。いつもなら喜んですぐ飛びついてしまうところなのだが、思わず身構えてしまう。